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2021 年度 研究成果報告書

協同学習支援を用いた英語ライティング指導の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 18K00900
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関大阪女学院短期大学 (2020-2021)
関西外国語大学短期大学部 (2018-2019)

研究代表者

仲川 浩世  大阪女学院短期大学, 英語科, 教授 (70571595)

研究分担者 山本 淳子  大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (30372832)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード英語ライティング / 協同学習 / 修正フィードバック支援 / 学習意欲 / 課題 / 動機づけ
研究成果の概要

本研究は、対象を学習意欲の低い初・中級レベルの大学生に限定し、第二言語ライティング・修正フィードバック支援を理論的に考察し、教員主導型の3つの実践の効果を探ることを目的とする。まず「ライティング協同学習支援法」を構築し、授業内で実践を行った。次に、教員による学習者の気づきを促す「内省的フィードバック」を与え、自分の誤りを省みる内省的な書き手育成を試みた。最後に、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、遠隔でも取り組みが可能となる授業外課題を考案した。その結果、本研究は調査協力者のライティングに対する苦手意識を軽減させ、自律的な書き手育成に寄与したことが明らかとなった。

自由記述の分野

英語教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本調査では、対象を学習意欲の低い初・中級レベルの学習者に焦点を当て、教員によるフィードバック支援を通した実践研究を実施した。学習者のフィードバックに対する姿勢や志向の違いから、ライティング能力の発達は異なる。そのため、習熟度や学習意欲に見合ったニーズ分析と、学習方略を考慮した支援法の考案が求められた。また、教室外においても、教員と学習者間のコミュニケーションの促進によって、ライティング能力の発達と学習意欲の向上が可能となった。このように、教員のフィードバック支援を基にした実践研究の枠組みを提示し、今後の指導法の方向性が示唆されたという点において、本研究は意義あるものとみなされる。

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公開日: 2023-01-30  

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