研究課題/領域番号 |
18K00908
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
M・G Sheftall 静岡大学, 情報学部, 教授 (90334953)
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研究分担者 |
三根 眞理子 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 客員教授 (00108292)
朝長 万左男 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 名誉教授 (40100854)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Japanese War Memory / Hiroshima / Nagasaki / Hibakusha / Lucky Dragon Number Five / Great Tokyo Air Raid / US Army Air Force / Curtis LeMay |
研究実績の概要 |
この科研プロジェクト初年のH30年度からR2年度までの2年間で、数多くの広島・長崎被爆者、その関連のボランティア団体、そして研究分担者である長崎大学原爆後障害医療研究所の朝長名誉教授と三根名誉教授の協力により、被爆者インタビューを行い、それを録音し、多くの関連資料を集めることができました。2020年に二つの大きな海外ニュースで私の研究が報道されました:一つ目は、ニューヨークタイムズ紙の2020年12月3日号の記事に私へのインタビューの部分が一段落ほど掲載されました;二つ目に、イタリアのクオティディアノ・ナジオナーレ紙の2020年12月19日号に2ページ分での私への単独インタビューが掲載されました。また、国内では、日本経済新聞の2020年8月19日号に「「KAMIKAZE」の実像、世界に特攻隊員の苦悩伝える」というほぼ1ページ分の記事で私への単独インタビューが掲載されました。 まとめていうと、国内・海外に私の研究が影響を与えていますが、コロナ禍により、この科研の中心であるフィールドワーク(被爆者インタビューまたは被爆者団体の活動を観察すること)調査がこの1年間でできていません。しかし、その間に、書籍や関連資料を通して歴史的な背景を研究し続けながら、このプロジェクトのまとめとしての本の執筆を始めています。現時点で、普通の市販の本の長さを上回る英語10万語以上をすで執筆しています。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍により、この科研の中心であるフィールドワーク(被爆者インタビューまたは被爆者団体の活動を観察すること)調査がこの1年間でできていないため、当初の計画より遅れが生じました。しかし、その間に、今までに収録された被爆者インタビューの内容をまとめ、書籍や関連資料を通して歴史的な背景を研究し続けながら、このプロジェクトのまとめとしての本の執筆を始めています。現時点で、普通の市販の本の長さを上回る英語10万語以上をすでに執筆しています。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍の現状が厳しく、フィールドワークは、一時的に停止した状態です。今後は、今までの収録された被爆者インタビューの内容をまとめ、書籍や文献を通して「歴史的な背景の研究を続け、本を執筆する予定です。 もしコロナ禍状況が国内外出張を許すほど改善されましたら、再び国内そして海外(特にマリアナ諸島や米国のニューメキシコ州ロスアラモス)での現場調査活動を実施する予定です。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により、もともと予定された国内外フィールドワーク調査の出張などが不可能となりました。 コロナ禍状況が改善されたら、次年度以降にその調査活動を再開する予定であるため、調査に関する経費として使用したいと思います。
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