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2020 年度 研究成果報告書

木材食害性甲虫類の人工飼育法の確立とライフサイクルの調査

研究課題

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研究課題/領域番号 18K01090
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分03060:文化財科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

藤本 いずみ  京都大学, 生存圏研究所, 研究員 (70815258)

研究分担者 吉村 剛  京都大学, 生存圏研究所, 教授 (40230809)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード木材食害性甲虫 / ヒラタキクイムシ / シバンムシ / シンクイムシ
研究成果の概要

本研究は、物流のグローバル化に伴い、木材食害性の甲虫類が新たに侵入してきた場合に速やかに対応できるよう、既にある材料(ヒラタキクイムシ用人工飼料)の適応性を評価し、ヒラタキクイムシ、アフリカヒラタキクイムシ、ケブカシバンムシ、ケヤキヒラタキクイムシ、ホソナガシンクイに加えて、クシヒゲシバンムシ、アラゲヒラタキクイムシ、チビタケナガシンクイも飼育可能であることが判明した。また、防除法を考案するに必要不可欠な大量飼育法を検討、さらに、マイナーではあるが既に文化財等に被害を与えているケブカシバンムシ等のライフサイクルを確認した。

自由記述の分野

都市害虫管理

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、既にある材料(ヒラタキクイムシ用人工飼料)は、ヒラタキクイムシ類、シバンムシ類、シンクイムシ類等、多種甲虫類の飼育に利用できると考えられた。被害発見が遅れがちな木材食害性甲虫類の侵入種が国内で発見されたとしても、速やかに飼育でき防除法を検討する一助となりうる。

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公開日: 2022-01-27  

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