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2020 年度 実績報告書

先史人類動態解明の鍵としての黒曜石分析

研究課題

研究課題/領域番号 18K01092
研究機関明治大学

研究代表者

眞島 英壽  明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (60526804)

研究分担者 安保 充  明治大学, 農学部, 専任准教授 (00272443)
小野 昭  明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (70000502)
島田 和高  明治大学, 学術・社会連携部博物館事務室, 専任職員 (70398907)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード黒曜石 / 原産地 / 推定 / ハラスメント / 雇止め
研究実績の概要

2018年度に採択された本研究課題の遂行にあたる前から、上長によって、研究代表者に対して、繰り返してハラスメントが行われており、2017年4月に学内ハラスメント相談室に報告していた。しかし、所属機関はハラスメントの実行者を2019年3月末まで上長に留めるなど有効な対応をしなかった。
本研究課題の課題は、所属施設のプロジェクトの一部を抽出し、その一層の推進を図ったものである。本課題期間中に代表研究者の雇用契約期間は終了予定であり、本研究課題の推進には再契約が必要だった。しかしハラスメントを行った上長は、再契約に必要な事前の学内手続きを行わなかった。
そして、所属機関も、ハラスメントに関する学内規定にそった対応を取らず、ハラスメント実行者であるの上長の研究代表者と再契約しないという判断を有効として、2019年8月末に雇止めとした。このようにして行われた雇止めは、研究代表者が上長によるハラスメントを訴えた事に対する報復とみなせ、人事権の濫用であり社会通念上適当でないと考えられる。
以上の事情から、最終年度となる2020年度は、研究課題のとりまとめと公表を十分に行うことができなかった。また、研究期間全体を通しても、上長からのハラスメントに悩まされ、自動車物損事故を起こすなど研究活動に集中することができなかった。このため研究の重要課題が未完となってしまった。
未完となった課題は以下の二つである。①黒曜石原石の化学組成データベースの整備・公開については、国内主要産地の分析を行ったが、上記の理由により論文として公表する事ができなかった。②国際標準黒曜石試料の整備については、海外の共同研究機関に試料を配布して、一斉分析を行い分析結果の取りまとめを行ったが、上記の理由により、その結果を論文として公表することはできなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Forearc magmatism along southwest Japan is caused by rupturing of the subducting slab2022

    • 著者名/発表者名
      Mashima Hidehisa
    • 雑誌名

      GSA Special Papers : In the Footsteps of Warren B. Hamilton: New Ideas in Earth Science

      巻: 553 ページ: 423~434

    • DOI

      10.1130/2021.2553(33)

    • 査読あり

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公開日: 2024-12-25  

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