今回の研究では、各都道府県博物館協会への研修実態調査などを基に、集合研修だけでなく、「いつでも、どこでも受講可能な」学芸員オンライン学習システムの開発とそれに伴う学習教材開発、さらに学習効果評価法の確立について、先行する他分野との比較研究を通じて、大学での学芸員教育及び現職学芸員や休眠学芸員(有資格者で現在現場での実践がない人)の継続教育のあり方を検証することができた。 特に、これまでに制作したオンライン学習コンテンツを広く公開するため、広報リーフレット(計27本の学習コンテンツを掲載)を作成した。こうした研究成果から、いつでも、どこでも継続的に学べる環境整備を図ることができた意義は大きい。
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