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2021 年度 実施状況報告書

医学教育におけるフィールドワークの意義

研究課題

研究課題/領域番号 18K01173
研究機関自治医科大学

研究代表者

渥美 一弥  自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (30646344)

研究分担者 星野 晋  山口大学, 国際総合科学部, 准教授 (00259649)
浮ヶ谷 幸代  自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (40550835)
小谷 和彦  自治医科大学, 医学部, 教授 (60335510)
佐藤 正章  自治医科大学, 医学部, 准教授 (70382918)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード地域医療 / フィールドワーク / 文化人類学
研究実績の概要

2021年度もコロナ禍の影響により、本研究課題である「医学教育におけるフィールドワークの意義」の基本であるフィールドワークを行うことが困難な状態が続いている。そこで、2020年度までの研究をまとめて2021年6月に出版した「地域医療と文化人類学の対話」の研究内容をもとに研究発表を行うことにした。そのため2021年7月30日と31日に自治医科大学で行われた第53回日本医学教育学会大会において、同著書の主要メンバーに呼びかけシンポジウムを行った。
以下がその発表者と発表タイトルの概要である。
オンデマンドビデオシンポジウム1 (On-demand Video Symposium 1)(発表題名)地域医療と文化人類学の対話(地域の現場からの学び)、 座長:田中大介(自治医科大学)、 密山要用(東京ほくと医療生活協同組合 王子生協病院)、オーガナイザー(趣旨説明):渥美一弥(自治医科大学)、発表1「『傾聴』と『共感』の先に」村上力也(北秋田市民病院)、発表2「病いをとらえなおす」小島巧実(秩父市立病院)、発表3「身近なことから考える人類学」福島俊太朗(島根大学附属病院)、発表4「相互理解が医療を築く」岡本雄太郎(山口県立総合医療センター)、発表5 「地域に育ててもらいたい」中村香代子(自治医科大学附属病院)、発表6 「医師化すること」藤田和樹(秩父市大滝国民健康保険診療所)、発表7 「『ふつう』であること:地域社会が主体的に育む地域医療マインド」星野晋(山口大学)、発表8「地域医療とフィールドワークとの類似」浮ヶ谷幸代(相模女子大学)、発表9「医学教育は文化人類学をどう活用するか」佐藤正章(自治医科大学)

大会はオンラインで録画を公開するという方式で行われたが、熱心な視聴者から質問等もあり、有意義なシンポジウムであった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

コロナ禍という困難な状況ではあるが、研究者たちが協力し合い、出版や研究大会におけるシンポジウムの主催等、毎年確実に研究成果を残すことができている。

今後の研究の推進方策

今後は、これまでの研究でまとめてきた成果に基づく、医学教育におけるフィールドワークの効用という結論を支える事例を少しでも多く集めていきたいと思う。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍における社会的状況により、2021年度はフィールドワークが全く行えない状態であった。今後は感染状況を考慮し、フィールドワークに必要な旅費に使用する。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 趣旨説明2021

    • 著者名/発表者名
      渥美一弥
    • 学会等名
      第53回日本医学教育学会大会
  • [学会発表] 「ふつう」であること:地域社会が主体的に育む地域医療マインド2021

    • 著者名/発表者名
      星野晋
    • 学会等名
      第53回日本医学教育学会大会
  • [学会発表] 地域医療とフィールドワークとの類似2021

    • 著者名/発表者名
      浮ヶ谷幸代
    • 学会等名
      第53回日本医学教育学会大会
  • [学会発表] 医学教育は文化人類学をどう活用するか2021

    • 著者名/発表者名
      佐藤正章
    • 学会等名
      第53回日本医学教育学会大会
  • [図書] 医師と人類学者との対話 -ともに地域医療について考える2021

    • 著者名/発表者名
      渥美一弥,浮ヶ谷幸代,佐藤正章,星野 晋 編著
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      協同医書出版社
    • ISBN
      4763960385

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公開日: 2022-12-28  

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