3年間の研究期間で、全国各地の米軍基地の実態調査を実際に行うことが可能となった。この間の駐留軍等労働者にかかわる研究業績としては、例えば、「フェンスの外から見た『米軍』とフェンスの中から見た『基地労働』」労働法律旬報第1971号(旬報社) 6頁~14頁等、11本を公刊できた。これによって、労働法分野においては、必ずしも、主題としては明確に取り上げられてこなかった「基地労働」の研究を深めることができた。
また、例えば、「朝日新聞」「長崎新聞」「神奈川新聞」「琉球新報」等で「基地労働問題」についてコメントすることで、「基地労働問題」について全国的に発信することができた。
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