研究課題/領域番号 |
18K01377
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
今川 嘉文 龍谷大学, 法学部, 教授 (30295729)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 高齢者の財産管理 / 中小企業のオーナーのための株式・株主の管理 / 高齢者の死後の事務事務 / 空き家対策 / 民事信託 / 成年後見人による財産管理 / 事業承継円滑化法 / 高齢者入居施設 |
研究実績の概要 |
本研究テーマに関し、2018年度は次の研究活動を実施した。 第1に、本研究テーマの内容に基づく「単著原稿」の執筆である。約400頁に達し、あと1ヵ月で脱稿の予定である。発刊は、2019年秋を予定している。 第2に、本研究テーマに関する論文として、「高齢者の財産管理と死後の事務に関する法的課題」先物・証券取引被害研究48号63頁~79頁(先物取引被害全国研究会編)、「新株の不公正発行」法学教室458号(有斐閣)を執筆公表した。 第3に、本研究テーマに関する研究報告として、①大阪司法書士会 会社法研究会「中小企業のオーナーのための『財産の管理と承継』」のタイトルで研究報告、②大阪司法書士会 会員向け研修会「中小企業のオーナーのための『株式の管理と承継』」のタイトルで講演、③大阪司法書士会 会社法研究会「デッドロック対応の日米比較~最近の米国の判例を示唆として~」のタイトルで研究報告、④神戸大学商事法研究会「デッドロックに陥った会社の売却権限を有する保管人の任命」のタイトルで報告、⑤大阪司法書士会 会社法研究会「新株の不公正発行」のタイトルで研究報告、⑥関西商事法研究会「株式会社間の相互過半数保有と筆頭株主の認定」のタイトルで研究報告(大阪弁護士会会館)を実施した。 第4に、信託法学会理事として、信託法の研究・普及のため、学会運営・準備に寄与した。 第5に、まだ発刊されていないが、本研究テーマに付随する内容に関し、共著原稿をし執筆し、ゲラになることを待っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
最大の目的である、本研究テーマの内容に基づく「単著原稿」執筆を最優先で実施している。前述したように、単著原稿は約400頁に達し、あと1ヵ月で脱稿の予定である。発刊は、2019年秋を予定している。これに注力をしてきた。定期的に、出版社の編集責任者と会い、内容を精査してきた。 また、本研究テーマの論文、研究報告・講演を積極的に実施した。
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今後の研究の推進方策 |
第1に、海外の動向に関し、実地調査をできていないため、随時、実施していく予定です。 第2に、単著原稿はあと1ヵ月で脱稿の予定であり、2019年秋の発刊を現実化する。 第3に、関連論文を執筆していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
最大の目的である、本研究テーマの内容に基づく「単著原稿」執筆を最優先で実施してきた。単著原稿は約400頁に達し、あと1ヵ月で脱稿の予定である。発刊は、2019年秋を予定している。これに注力をしてきた。定期的に、出版社の編集責任者と会い、内容を精査してきた。その結果、海外の動向に関し、実地調査をできていないため、随時、実施していく予定です。
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