第1に、編著として、『消費者のための保険ガイドブック』(民事法研究会)総頁数350を2024年6月に発刊予定である。第2に、単著として、①『激変する医療法人の運営・資金調達・承継の法律実務』(日本加除出版)総頁数517頁を2023年11月に発刊、②『会社法の制度と機能』(中央経済社)総頁数274頁を2022年4月に発刊、③『中小企業オーナーのための 財産・株式管理と承継の法律実務』(弘文堂)総頁数344頁を2020年3月に発刊した。第2に、共著として、①『注釈金融商品取引法【改訂新版】(第4巻) 不公正取引規制』 岸田雅雄[監修]、神作裕之=弥永真生=大崎貞和[編集](きんざい)を2022年8月に発刊、②『スタンダード商法Ⅳ 金融商品取引法』(法律文化社)を2021年1月に発刊、③『注釈 金融商品取引法【改訂版】(第4巻)』(きんざい)を2020年6月に発刊した。第3に、①「外貨建て保険のリスクと消費者保護法制の検討」先物・証券取引被害研究51号81頁~95頁(先物取引被害全国研究会刊・2022年10月)を公表した。第4に、第89回先物取引被害全国研究会(全国の会員弁護士)仙台大会「裁判実務における『特定売買』概念~差金決済取引にみる専門業者の利益相反~」のタイトルで講演した(2023年10月20日・テンザホテル仙台ステーション)。研究成果の意義は、①高齢者かつ中小企業の経営者・オーナーが判断能力の低下等に備える時期またはそれが現実となった時期の財産・株式管理と対策、②民事信託の活用による当該管理と承継の具体的手段と課題の考察を行うものである。対象当事者が株式・財産管理と承継に関し短期迅速に取り組むべき対処とともに、長期にわたる計画の策定を提言した。
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