研究課題
基盤研究(C)
元最高裁裁判官を対象としたオーラルヒストリーを実施し、2020年12月に、『お気の毒な弁護士――最高裁判所でも貫いたマチ弁のスキルとマインド』(弘文堂)を発刊することができ、十全とは言えないが、最高裁判所の判例形成の背景について社会に伝えることができた。今後も、本研究をもとに、最高裁の判例形成過程に関して調査・研究を深めていきたいと考えている。
憲法
元最高裁裁判官が明らかにする具体的事件の判例形成過程は、それ自体、歴史的および学術的価値があり、それを一般に書籍として公刊することによって、さまざまな分野の研究者らが活用できるという意義がある。