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2023 年度 実績報告書

1945年のアメリカによる対日原爆使用の決定におけるイギリスの同意の意義

研究課題

研究課題/領域番号 18K01466
研究機関広島市立大学

研究代表者

山田 康博  広島市立大学, 平和研究所, 教授 (70243277)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード原爆の開発と使用 / イギリス / チャーチル
研究実績の概要

イギリス国立公文書館が所蔵する一次資料の調査・閲覧と収集した資料の分析が、本研究課題における研究活動の中心を占める。同館で予備調査・閲覧と第1回目の本調査・閲覧を実施したあと、新型コロナ・ウィスルへの感染拡大が起こった。その後研究課題の実施期間を延長したが、第2回目以降の本調査・閲覧を実施できなかった。
2023年度に行なったのは、これまでに収集した資料のさらなる精査と分析である。その結果、アメリカによる対日原爆使用へのイギリスの関与に関係する資料の存在を、少しだけ確認することができた。それは、デンマークの理論物理学者であるニールス・ボーアに対してチャーチル首相がもっていた不信感と警戒心を解こうとする首相への助言者たちの努力を示した資料である(Telegram, Anderson to Cherwell, September 29, 1944, CAB 127/201, The National Archives, London)。けれども、そのような努力がイギリスによる原爆使用の承認にどう結びついていったのかという問題への答えは、これまでに分析を進めた資料からは導き出されていない。
研究課題の実施最終年度までを通じて調査・閲覧できた資料からは、当初に解明すべき課題としていた1945年のアメリカによる対日原爆使用の決定にイギリスが同意したのはなぜだったのか、そしてそのイギリスによる同意の意義が何であるのか、という問いに対する答えを導き出すには至らなかった。その大きな理由は、調査・閲覧できた資料の範囲が限定的であったために、課題の解明に迫るような資料と出会うことができなかったからである。

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公開日: 2024-12-25  

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