研究成果の概要 |
まず、パネル大標本を使った、クロスセクション相関がある説明変数を含む動学パネルモデルの推定・検定法を開発した(Norkute et al.,2021)。また、同アプローチを静学パネルモデルへ応用し、既存の代表的な推定量と漸近的性質を比較した(Cui et al.,2021)。さらに弱因子モデルの推定・検定法を開発した(Uematsu et al.,2021,2022)。最後に32国の四半期パネルデータを使い、COVIDパンデミックが2020Q1-2021Q4の間、世界の化石燃料消費とCO2排出に与える影響を、グローバル動学パネルモデルをつかって評価した(Smith et al.,2021)。
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