• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

地理空間情報科学をいかに開発経済学に融合出来るか

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K01580
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

山田 浩之  慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (40621751)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード開発経済学 / 地理空間情報
研究成果の概要

本研究課題では、地理空間情報科学をいかに開発経済学に融合出来るかをメインのテーマとし、具体的に重要な研究トピックに援用することで多くの論文を発表することが出来た。もっとも主たる論文はベトナム戦争時にアメリカ軍によって集中的に爆撃が行われた隣国ラオスにおいて、その爆撃の経済発展への長期的な影響を検証したもので、開発経済学分野のトップジャーナルであるJournal of Development Economicsに採択された。この論文含め10本以上の論文を発表することが出来た。

自由記述の分野

開発経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

開発途上国研究に際しては様々な種類の地上・ミクロデータの入手及び利用可能性の面で、研究に大きな制約がかかることが多々生じる。この制約を克服もしくは緩和する一案として、本研究課題では地理空間情報データの援用を提起した。研究の結果、地理空間情報科学的な要素を、開発経済学上の紛争・戦争、政治経済学、経済地理といったトピックに用いることで事実上融合し、新たな知見を得ることが出来た。これは、この方向の研究が今後も大きな可能性があることを示したという点で大きな意義があると言える。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi