研究課題/領域番号 |
18K01615
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
爲近 英恵 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (30581318)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | CSR / Voluntary Approach / Carbon Pricing / carbon neutrality |
研究実績の概要 |
2021年度は、CSRとCarbon Pricingに関する2本の論文と、国際ワークショップ「RE証書のあり方とカーボンプライシング」について、次の3点に従事した。 (1)CSRに関する論文について,分析を追加しリヴァイスした。また、CSRに関する先行研究をレビューした。
(2)Carbon Pricingに関する論文、「カーボンプライシングとカーボンニュートラル2050」を執筆し、Discussion Paperとしてまとめた。
(3)公益事業学会政策研究会(電力)国際ワークショップ「電力政策・市場の3つの最新トピック」において、「RE証書のあり方とカーボンプライシング」の座長とパネル司会を務めた。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Discussion Paperとしてまとめたもの、国際ワークショップ、新しい研究のための準備としての先行研究のレビューなど、一部の研究については順調に進んでいる。しかし、2021年度に更なる分析を進める予定であった、2019年から従事しているCSRに関する研究については、COVID-19により、予定していた、国際会議での意見交換や研究報告、国際会議を通しての情報収集が不可能になり、研究を進めることができなかった。
|
今後の研究の推進方策 |
Discussion Paperとしてまとめたものについては、会議などで報告しコメントを得た上で、リヴァイスし、査読付き学術雑誌に投稿する予定である。CSRに関する論文について、Discussion Paperとしてまとめ、国際会議などで報告し、査読付き国際学術雑誌に投稿する予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
参加を予定していた、国際会議への出席がCOVID-19のため、キャンセルになったため、差額が生じている。次年度使用額は2022年度の国際会議への出席に必要な費用に充てる予定である。
|