研究課題
基盤研究(C)
本研究では、産官学連携で得られた企業や労働者のさまざまなデータを用いて「働き方改革」や「健康経営」の費用対効果などのエビデンスを導出するとともに、それらのエビデンスをもとに、今後の日本の望ましい内部労働市場のあり方を検討し、労働市場政策や企業における人事・労務管理・経営施策への含意を示した。さらに、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが働き方や健康に与える影響についても、研究を進めた。
労働経済学
いずれの研究からも、働き方改革や健康経営のあり方の制度設計を検討する上で、さらに、パンデミック下では働き方の変容を明らかにし、より望ましい働き方を見出す上で、有用なエビデンスや知見が導出できたといえる。