研究課題/領域番号 |
18K01742
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07070:経済史関連
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研究機関 | 公益財団法人三井文庫 |
研究代表者 |
春日 豊 公益財団法人三井文庫, 社会経済史研究室, 特任研究員 (10099997)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 三池炭礦 / 万田騒擾 / 全三池争議 / 三池製作所 / 労使関係 / 三井鉱山 / 地域社会 / 職員・労働者意識 |
研究成果の概要 |
本研究では、三井財閥傘下にあり日本最大の炭礦であった三池炭礦とその関連企業(三池製作所など)で発生した1924年「全三池争議」を、その前提となる「万田騒擾」と関係させながら分析して、「全三池争議」が長期化した要因、争議の担い手の特徴、争議と地域社会との関係、争議と労働者の意識・文化との関連などを解明した。
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自由記述の分野 |
人文学(日本近代史)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、争議の過程と長期争議の要因・特質を解明し、さらに争議の担い手の意識・文化と地域社会との関係を解明することにより、同争議の歴史的意義を全国的・時代的視点から総括し、大正デモクラシーの特質の一環を明らかにし、現在につながる民主主義の基盤とその問題点を明らかにした意義を持つ。
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