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2023 年度 研究成果報告書

企業の多角化とメディアミックスの経営史:日本クリエイティブ産業企業の比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K01769
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関日本大学 (2022-2023)
千葉経済大学 (2018-2021)

研究代表者

近藤 光  日本大学, 商学部, 講師 (10762148)

研究分担者 宮田 憲一  明治大学, 経営学部, 専任准教授 (00782351)
坂本 旬  千葉商科大学, 政策情報学部, 准教授 (80803296)
長谷部 弘道  日本大学, 商学部, 准教授 (40781282)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード産業の共進化 / コンテンツ産業 / メディアミックス / 企業間関係 / 消費文化 / 著作権
研究成果の概要

本研究は、日本のクリエイティブ産業・創造産業の中核を担うゲーム産業、アニメ産業、マンガ産業、音楽産業における企業のメディアミックス戦略と事業多角化に焦点を当て、その歴史的展開と企業成長、各産業の共進化のメカニズムを明らかにすることを目指した。本研究を通じて、日本のクリエイティブ産業のメディアミックス戦略と事業多角化の展開を詳細に分析し、共進化のメカニズムの一端を明らかにすることができた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で資料収集・調査に制限が生じ、消費者やファンなど需要側と中核企業の関係の考察が中心となった。今後の課題として、供給側の考察をより深めることが挙げられる。

自由記述の分野

経営史

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究が対象とするクリエイティブ産業は、メディアミックスという従来の製造業とは異なる多角化の様式を採用してきたが、これを各時代の歴史的条件や企業・企業者の主体的行動という点から長期間考察した研究は限られていた。本研究の重要な試みは、ゲーム、アニメ、マンガ、音楽といった各企業によるメディアミックス展開が各産業に対してどのような影響を与えたのかという産業の共進化についても考察する点であり、学術的意義のある試みであった。

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公開日: 2025-01-30  

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