研究課題/領域番号 |
18K01783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 日本経済大学 |
研究代表者 |
高橋 文行 日本経済大学, 経営学部(渋谷キャンパス), 教授 (10647689)
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研究分担者 |
櫻井 敬三 日本経済大学, 経営学部(渋谷キャンパス), 特任教授 (30592448)
安田 知絵 日本大学, 生産工学部, 講師 (70719707)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 中小企業 / 国際戦略 / 自立化 / 国際化 / コアコンピタンス / 市場開拓 / メカニズム / インタビュー |
研究成果の概要 |
本研究は日本の中小企業を対象として、東アジア地域への海外展開において、とりわけ国境を越える大メコン圏地域、北東アジアの広域地域における業界、産業集積を具体的に分析し、下請け中小企業から国際企業への経営自立化のメカニズムを究明することを目的とする。本研究では主に文献研究、経済データによる分析、インタビュー調査を実施する。分析した結果、アジア進出を通じて、中小企業から国際企業へと成長する好機と捉えることができ、競合他社が簡単に真似できないコアコンピタンスを持つ中小企業は、強みを発揮して市場を開拓することにより、経営の自立化を図ることが明らかになった。
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自由記述の分野 |
経営学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中小企業は、大企業に比べ海外展開に関わる人、もの、金、情報など経営資源が劣るため、国際ビジネス環境のリスクに敏速に対応し続けることは容易ではない。中小企業が国際市場に進出することで、新たなビジネスチャンスを得ることができ、また国際化により、企業の競争力が向上し、下請け中小企業から国際企業への経営自立化にもつながることを究明したことに意義ある。
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