研究課題/領域番号 |
18K01880
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
都 世蘭 宮城大学, 食産業学群(部), 准教授 (90599193)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 放射能汚染 / 食に対する不安 / 行動科学調査 / 脳科学実験 / 購買意図 / 原産地効果 |
研究実績の概要 |
食品についての放射能汚染された地域で生産、加工されたという情報が消費者の購買意図に影響するかどうかについての研究であり、2018年から2020年までの研究として、日本と韓国の消費者に対して行動研究調査や脳科学調査を実施する。
2018年に韓国の消費者に向けて日本の放射能関連地域で生産、加工された食品についての購買意図を調査して、その結果を分析し、論文発表を行った。今現在、脳科学調査も終わり、分析を行っている最中である。2019年は、日本での消費者行動分析と脳科学分析を行う予定である。
2018年の研究成果としては、韓国の消費者は日本の放射能汚染関連地域で生産、加工された食品に対して不安を持っていることは確かであるが、購買意図には統計的に有意な結果は出てこなかった。現在脳科学調査の分析を行っており、終わり次第、行動科学分析データと照らし合わせながら論文としてまとめる予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2018年の研究も予定通りに進み、2019年の研究も概ね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
食品についての放射能汚染された地域で生産、加工されたという情報が消費者の購買意図に影響するかどうかについての研究であり、2018年から2020年までの研究として、日本と韓国の消費者に対して行動研究調査や脳科学調査を実施する。 2018年に韓国の消費者に向けて日本の放射能関連地域で生産、加工された食品についての購買意図を調査して、その結果を分析し、論文発表を行った。今現在、脳科学調査も終わり、論文を作成中である。2019年は、日本での消費者行動分析と脳科学分析を行う予定である。
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