研究課題/領域番号 |
18K01890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
五十嵐 正毅 大東文化大学, 経営学部, 准教授 (40615358)
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研究分担者 |
白井 康之 大東文化大学, 経営学部, 教授 (20597512)
渡邊 直人 大東文化大学, 経営学部, 准教授 (70434272)
国府 俊一郎 大東文化大学, 経営学部, 教授 (90759721)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 広告 / インターナル・コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究は、組織が外部に向けて行う広告活動が従業員の意識や動機づけにどのような影響を与えるのか、そのメカニズムを明らかにすることを目的とした。国内外の主要な先行研究のレビューと実証研究に向けた検討を経て、国内企業の調査協力を得て因果モデルを構築し、学会発表に至った。モデルのさらなる洗練化と海外での応用についてはコロナ禍の影響もあり課題が残った。しかし、学術的観点からモデルを提案できたことで、本テーマに関する日本での貴重な研究成果として一定の貢献があったと考えている。
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自由記述の分野 |
商学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、広告に携わるビジネスパーソンにおいて古くから経験知として知られてきた広告のインターナル効果について、学術的観点から再検討を行いモデルを提案するに至った。組織の本部広告部門等が企画実施する対外的な広告に対し、組織の内部成員がその効果を期待できることで働く内発的動機が高まることが示された。また、内部成員が広告表現から正確性や組織の努力を認めることによって、効果への期待が高まることが分かった。これにより、広告企画実施の実務上の留意点について示唆が得られる。また、本研究は同様の研究テーマについて日本で得られた希少な成果の一つになったと考えている。
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