研究課題/領域番号 |
18K01964
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
玉里 恵美子 高知大学, 教育研究部総合科学系地域協働教育学部門, 教授 (40268165)
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研究分担者 |
大崎 優 高知大学, 教育研究部総合科学系地域協働教育学部門, 講師 (80784420)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 集落活動センター / 中山間地域 / 地域おこし協力隊 |
研究実績の概要 |
本研究の題目は「集落活動センターを中心とした雇用創出と若者の地方定着」である。高知県は中山間地域の活性化拠点として「集落活動センター」に取り組んでいるが、そこを拠点にした若者の雇用創出と若者の地方定着に関する方策を検討するものである。 2018年度は集落活動センターを対象にアンケート調査を実施し、構成集落との関係について考察した。分析結果は『Collaboration』Vol.9に「集落活動センターと構成集落の関係性-アンケート調査を通じた一考察-」として掲載した。2019年度は若者が中山間地域について仕事や生活をする場としてどのように認識しているのかを考察するためアンケート調査を実施した。分析結果は『Collaboration』Vol.10に「若者の地方志向に関する一考察-高知大学生の地域にチアするイメージ調査から-」として掲載した。 2か年の研究成果を踏まえ、2020年度は地域おこし協力隊を対象にアンケート調査を実施する予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大予防のため、在宅勤務を余儀なくされ、研究目的に沿ってヒアリングや調査を実施することができず、研究実績をつみあげることができなかった。しかし、アフターコロナを想定し、共同研究者間でリモートを使用して活発に意見交換を継続してきた。また、これまでに収集した文献資料の再検討や、写真の整理など、在宅勤務でできる研究活動を行った。その結果、研究代表者はこれまでの研究成果を公開すべく著書の執筆にとりかかることができ、2021年度に出版する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2018年度と2019年度については計画に沿った研究を行うことができたが、2020年は新型コロナウィルス感染拡大予防のため、計画の変更を余儀なくされた。その結果、当初の研究計画からはやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
すでに2020年度の研究計画を修正し、2021年度に研究実施ができるよう共同研究者と企画検討を始めている。コロナ禍ではあるが、非接触による調査を工夫し、研究目的を達成していきたいと考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染拡大予防のため、研究出張およびアンケート調査を実施することができず、2021年度に改めて研究実施するため次年度使用額が生じた。
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