研究課題
本年度は、4回にわたって研究会を開催し、各自が担当の報告をおこない、議論を行った。(1)三須田善暢「本日までの報告」、大野啓「石神・中佐井の親方―名子関係の整理」(2022年6月11日)、(2)三須田善暢「現状および科研費にむけて」、脇野博「近世の浅沢村について」(2022年8月23日)、(3)三須田善暢「現状の説明(調査の状況と資料目録)」(2023年1月25日)。(4)林雅秀、石沢真貴、大野啓、脇野博、長谷部弘、三須田善暢「現在の研究状況についての報告」(2023年3月31日)。なお王と庄司は今年度も研究会への参加はおこなえなかった(王は目録作成に協力)。並行して、現地調査を行った。2022年9月17日-18日、10月15日-16日、12月26日-28日、2023年3月26日-29日に、(1)石神集落現住世帯の調査、(2)隣接の中佐井集落の旧家資料の調査、(3)郷土史家への聞き取りおよび資料収集をおこなった。これには三須田および大野がかかわった。その他にも、関連する資料収集や研究会にも参加した(日本村落研究学会など)。こうした一連の議論を通じて、これまでの成果と現段階で残されている課題について析出を行い、助成終了年度以降の成果の発表方法および今後残された課題を継続して研究していく具体的計画を検討した。今年度はようやく現地調査が軌道にのりはじめたが、いまだコロナ禍の影響は強かった。また、一部メンバーは事情により今年度も本研究に参加できなかった。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
関東近世史研究
巻: 92号 ページ: 30-34
村落社会研究ジャーナル
巻: 28(2) ページ: 41-42
弘前大学國史研究
巻: 153号 ページ: 72-76
東北都市学会
巻: 19・20 ページ: 1‐16