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2023 年度 実績報告書

社会的少数者の家族成員間での体験共有と関係性の(再)構築をめぐる研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K02003
研究機関東北学院大学

研究代表者

黒坂 愛衣  東北学院大学, 地域総合学部, 教授 (50738119)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードハンセン病問題 / マイノリティ / 家族 / 聞き取り調査
研究実績の概要

新型コロナウィルス感染症の感染症法5類への移行により、最終年度は徐々にフィールドワーク調査を再開することができた。「れんげ草の会(ハンセン病遺族・家族の会)」記念行事への参与観察、大阪府高槻市内でのハンセン病家族からの聞き取り調査、静岡県御前崎市でのハンセン病退所者講演会の参与観察および聞き取り調査である。
本研究課題の研究期間は、当初は2018~2020年度の予定であったが、新型コロナウィルス感染症の拡大の影響により2023年度までの期間延長を余儀なくされた。本研究課題が「聞き取り」「参与観察」といった対面での調査手法をメインとするものだったからだ。このため2020~2022年度はあらたな調査を行なうことが難しく、すでに調査研究の蓄積があったハンセン病問題の聞き取りの記録化に注力することになった。
研究期間全体を通じての主たる研究成果としては、①「ハンセン病家族訴訟」をめぐる参与観察(黒坂愛衣・福岡安則,2023,『ハンセン病家族訴訟――裁きへの社会学的関与』の出版ほか)、②ハンセン病回復者と家族からの聞き取り調査(雑誌『世界』[岩波書店]での連載ほか)、③日本のハンセン病問題についての海外への発信(マニラで開催されたGlobal Forum of People’s Organizations on Hansen’s Disease[主催:公益財団 笹川保健財団]での招待講演、単著の英訳版の出版[Ai Kurosaka, 2019, Fighting Prejudice in Japan: The Families of Hansen's Disease Patients Speak Out]、国連ハンセン病差別撤廃報告者であるアリス・クルス氏の日本公式訪問の際の面談セッティングへの協力と専門家ミーティングへの参加)、④旧優生保護法裁判の参与観察調査などがある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 差別とは何か、偏見とは何か(その21)――記者としてハンセン病史の只中にいる自分と出逢う(泉潤さん聞き取り)2023

    • 著者名/発表者名
      福岡安則・黒坂愛衣
    • 雑誌名

      一般社団法人千葉県人権センター『月刊スティグマ』

      巻: 329 ページ: 2-32

  • [学会発表] テーマ部会:ハンセン病問題の予備的意識調査 第1報告 調査の経緯と概要2023

    • 著者名/発表者名
      黒坂愛衣
    • 学会等名
      第39回日本解放社会学会大会(2023.9.11、関西学院大学上ヶ原キャンパス)

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公開日: 2024-12-25  

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