本研究は、ソーシャルワークにおけるICTを活用した多職種連携モデルを構築することである。ICTは日々、進化している。ソーシャルワークにおいて情報収集、情報共有、コミュニケーションツールなど活用場面が広がっている。他方、利用者情報を多職種で共有するICTネットワークシステムが活用されている。 ソーシャルワーカーはこの多職種で扱うICTをどのように活用するかその実践モデルの構築が喫緊の実践課題である。これまでの成果をもとに多職種連携場面のなかでも司法・保健・医療・福祉・教育分野の連携となる権利擁護アセスメントに必要な支援ツールを検討した。
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