大麦ゲルの利用は、単純に粉末化した大麦粉とは異なる次のような特徴を持った食品素材である。大麦ゲルにすることによる幅広い加工品への利用が期待されている。ここでは、βグルカンリッチで近年の消費者の健康志向にマッチする、非常に幅広い物性制御が可能である、保水性が高く、食品物性の経時変化が少ない。(日持ち性が良い)ことに着目した。 大麦ゲルを使うことによる加工特性を理化学的に評価することで新素材での定量的評価が可能になる。これにより、品質をターゲットとした原料素材選択あるいは加工制御をすることが可能になる。
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