研究課題/領域番号 |
18K02272
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
橋本 美保 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60222212)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | カリキュラム・マネジメント / 進歩主義教育 / 大正新教育 / 学校経営 / 学級経営 / 教師の力量形成 |
研究実績の概要 |
今年度は、研究計画に沿って以下の調査を行い、関係資料を収集した。 1.アメリカ進歩主義教育運動を主導した学校改革におけるカリキュラム・マネジメントの理論的背景とその実態に関する先行研究、および一次資料の調査 ①シカゴ大学教育学部の実験学校(デューイ・スクール)およびコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジの実験学校におけるカリキュラム改革の実態と教育情報の生成に関する調査、②上記の二大教育大学の影響を受けたゲーリー市とウィネトカ地区における公立小学校の学校改革に関する先行研究の調査、および関係資料の発掘収集 2.日本に流入したアメリカのカリキュラム・マネジメント情報に基づく学校改革の実態調査 ①東京女子高等師範学校附属学校園、および奈良女子高等師範学校附属学校園、明石女子師範学校附属学校園、福井県師範学校附属学校園の学校改革におけるカリキュラム改革の実態と教師のカリキュラム・マネジメント能力の形成過程に関する調査、②上記附属学校の実践改革の影響を受けた公立小学校(東京市浅草区富士小学校、福井県福井市三国小学校)の資料調査 以上の事項について、国立国会図書館、国立教育政策研究所教育図書館のほか、シカゴ大学・コロンビア大学・ハーバード大学・東京大学・お茶の水女子大学・奈良女子大学・神戸大学・京都大学附属図書館、および広島県立図書館、佐賀県立図書館、兵庫県立図書館に所蔵されている資料について、訪問もしくは問い合わせによる資料調査を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨夏の西日本豪雨災害で実家が被害を受けたので、その片付けのため、夏に予定していた資料調査を行うことが出来なかった。
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今後の研究の推進方策 |
今年度予定していた資料調査を次年度以降に行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
昨年の西日本豪雨で実家が被害を受けてその片付けに追われたために、夏に予定していた資料調査を延期しなければならなくなった。当該資料調査のために計上していた旅費および資料整理のための謝金を繰り越したので、予定していた作業を次年度に行いたい。
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