| 研究課題/領域番号 |
18K02286
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| 研究機関 | 和洋女子大学 |
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研究代表者 |
松井 幾子 和洋女子大学, 家政学部, 准教授 (80353209)
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| 研究分担者 |
渡邉 靜 共愛学園前橋国際大学短期大学部, 生活学科, 教授 (40622238)
山下 三香子 鹿児島県立短期大学, その他部局等【文学科(日本語日本文学専攻、英語英文学専攻),生活科学科(食物栄養専攻、生活科学専攻),商経学科(経済専攻、経営情報専攻),第二部商経学科】, 准教授 (10585441)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 在宅栄養管理 / 管理栄養士 / 栄養士 / 高齢者 / 介護支援専門員 / 栄養教育 |
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| 研究実績の概要 |
一昨年度に引き続き、COVID－19により、計画していた量的調査および質的調査が不可能な状況であったため、昨年度も文献研究を中心とした。2020年度採択されつつも延期になった国際学会で発表予定だった看護職と介護職の在宅栄養管理に関わる部分の教科書およびカリキュラムの分析については、2021年10月インドネシアで開催された国際学会でweb発表した。また、昨年度から着目している在宅栄養管理のサービス提供を決定する立場にある介護支援専門員（通称ケアマネージャー）の教育システムについて調査することを計画した。感染状況が落ち着き、外出や対面式意見交換が可能になり次第、質問紙調査を実施する準備をしている。さらに、現在栄養士・管理栄養士養成施設に在籍している学生が、卒業と同時に在宅栄養管理業務を担当することが可能になるような教育方法を検討すべく、この数年継続していた目測能力向上を目指した実習についてまとめ、論文として投稿（採択済み）するとともに国内学会で発表（オンデマンド）した。本件は、近年の学生教育から派生した課題であり、当初、本研究の目的で明確にしてはいなかったが、改めて不可欠な部分であると考えている。今年度は国際学会でも発表する予定で準備を進めている。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
長期に渡る外出および対面式会議への制限の結果、研究分担者との打ち合わせや会議がweb上のみとなり、調査計画を具体化することが困難になった。また、研究者間の意見交換や情報交換が頻繁にできなくなると、研究に取り組むタイミングが合わせにくくなり、無駄な作業が増えたり、無駄な時間を費やしたりすることが増えた。加えて、これまで得られていた国内外の学会や研究会での有意義な意見・助言を得ることが全くできなかった。
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| 今後の研究の推進方策 |
在宅栄養管理のサービス提供を主として決定する立場にある介護支援専門員に対する質問紙調査および質的調査を早急に進める。さらに、各地に存在する訪問看護ステーションや介護ステーションについて明らかにするとともに、栄養ステーションが同等の役目を果たすための方法について検討する
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| 次年度使用額が生じた理由 |
感染状況が落ち着き、国内外への外出制限がなくなり次第、調査票調査およびと面接調査を実施するため、現地への交通費を予定している。調査結果の分析は、時間短縮のため外部委託を取り入れる場合もあることを予定している。さらに、国内外での学会発表を予定しているため、既に採択済み演題や投稿予定の論文に必要なネイティブによる翻訳校正費が必要になる。
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