本研究は,公立小学校において活用できる情報教育コアカリキュラムを開発することを目的としたものである。 まず、情報活用能力の指標については、「基本的な操作等」「問題解決・探究における情報活用」「プログラミング」「情報モラル・情報セキュリティ」の4つの分類に整理してカリキュラムに組み込むことができた。プログラミング教育については、年間1~2時間で基礎的な技能を学び、その後、その技能を使って教科等の単元の中で1~2時間の学習ができるような基本的なカリキュラムを開発した。さらに、情報活用能力を系統的に育成できるように、国語科の教科書単元を柱としたカリキュラムを開発した。
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