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2022 年度 研究成果報告書

教員を志望する高校生へのキャリア支援:学部教員養成以前の教職カリキュラムを考える

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02384
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09020:教育社会学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

笠井 孝久  千葉大学, 教育学部, 教授 (40302517)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード高校生 / キャリア支援 / 教員養成
研究成果の概要

この研究は、教員を目指す高校生へのキャリア支援の実態を調査し、大学での教員養成以前の育成カリキュラムの構築に役立つ知見を得ることを目的としている。
全国で実施されている教員を目指す高校生へのキャリア支援の取り組みの特徴や意義を考察したところ、これらの取り組みは高校、大学、教育委員会といった多様な主体により、それぞれの狙いに応じた方法で実施されていることがわかった。
また、千葉県の教員基礎コースに在籍する生徒および基礎コースに参加した後に千葉大学教育学部に入学した学生たちにインタビューからは、基礎コースでの経験が教員への志望を高めたり、大学での学びの基礎になっていることが示された。

自由記述の分野

生徒指導、教育相談、進路指導

研究成果の学術的意義や社会的意義

“団塊”世代の教員の退職や教員志望者数の減少といった状況の中で、教員を志望する高校生へのキャリア支援の取り組みがが全国各地で実施されている。
本研究では、現在行われている教員を志望する高校生を対象ととしたキャリア支援の取り組みの特徴や意義を検討するとともに、それらの取り組み(千葉県で行われている「教員基礎コース」)に参加している生徒、および教員基礎コース等を終了し、千葉大学教育学部に入学した学生へのインタビュー調査から、教員を志望する高校生に対するキャリア支援の意義や効果を明らかにし、大学での教員養成以前の教員育成プログラムの構築に資するに知見を提供した。

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公開日: 2024-01-30  

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