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2019 年度 実施状況報告書

保育従事者の離職を抑制する要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K02445
研究機関札幌医科大学

研究代表者

大浦 麻絵  札幌医科大学, 医学部, 助教 (40404595)

研究分担者 大西 浩文  札幌医科大学, 医学部, 教授 (20359996)
米谷 光弘  西南学院大学, 人間科学部, 教授 (50175006)
森 満  北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (50175634)
助友 裕子  日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (50459020)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード保育士 / 抑うつ / ワークライフバランス
研究実績の概要

我が国の保育・幼稚園教育は大きな転換期にある。本来の職務だけでなく、山積する労務や責務に保育従事者が押しつぶされそうになって疲弊しきっていることは社会的な大きな問題として指摘されている。そこで我々は多様なバックグラウンドを持つ保育従事者の就労継続関連要因を明らかにする目的で本研究は行われている。
本年度、研究協力を得られた北海道私立幼稚園協会が主催する全道大会にて横断研究の繰り返す研究計画の軽微修正を行った。本研究は札幌医科大学倫理委員会の承認も得た。第一回目の調査は2020年1月に行われた。大会に参加した幼稚園に勤務する保育従事者562人(約66%)の研究参加同意を得られた。現在、データの入力、クリーニング中である。入力が完了したら急ぎ統計解析・分析を行い、論文化を行う予定である。得られた研究成果は出来るだけ国民に速やかに還元したいと考えている。そして、次年度も引き続き、研究フィールドの新規開拓にも積極的に取り組んでいきたい。次年度は2回の横断調査を予定している。現在、コロナウイスルの影響を受ける可能性が懸念されているが、柔軟に研究計画の変更を検討して遂行するつもりである。我々は2015年から同課題に取り組んでおり、これまでの調査結果からだけではなく、運用の中から多くの知見を得ることが出来た。この知見は学術論文報告だけで終わるのではなく、日本の保育教育の現場に活かせる発信方法、我々が貢献できることもさらに模索していきたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初、研究協力が得られると見込んでいた団体からの協力は残念ながら今年度までに得られなかったが、新たな協力組織との協力関係を結ぶことができた。

今後の研究の推進方策

次年度は2回の横断調査を予定している。

次年度使用額が生じた理由

調査開始時期が予定より遅くなったため
今年度2回の調査を予定している。調査票印刷、入力のための研究協力者への謝金等の使用を予定している

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 児童会館と連携した感染症予防のための公衆衛生活動2020

    • 著者名/発表者名
      大浦麻絵、大西浩文、長多好恵m長谷川準子、寺田陽子、助友裕子、森 満
    • 雑誌名

      北海道公衆衛生学雑誌

      巻: - ページ: -

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2021-01-27  

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