研究課題/領域番号 |
18K02484
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
松本 博雄 香川大学, 教育学部, 教授 (20352883)
|
研究分担者 |
松井 剛太 香川大学, 教育学部, 准教授 (50432703)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | 文字習得 / 幼児 / 保育 / 初期リテラシー / 書き / 保育の質 / 保幼小接続 / アクションリサーチ |
研究成果の概要 |
本研究は、幼児期から学童期のリテラシー発達に対する就学前教育実践の影響を明らかにすることをねらいに、初期リテラシーの評価スケールの開発と、それを支える保育実践の質の検討を目的とした。そのため、初期リテラシー評価指標の要件を探求する国際比較調査と、探求された評価指標の保育実践への適用可能性の検討に取り組んだ。その結果、社会的側面に着目した評価指標を具体化する手法として、伝えたくなる相手との日々の生活経験と、それを言語表現とする適切な環境構成を保障する必要性が示唆された
|
自由記述の分野 |
教育心理学・発達心理学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究で焦点をあてている初期リテラシー発達の問題は、就学前教育の質に関わる国際的な議論において、幅広く実証研究が重ねられている代表的な課題の一つであるものの、国内においては十分に注目されていない。本研究の成果によって、現在「架け橋期」として注目されている幼小移行期の教育実践を考えるうえで、遊びを主とする就学前の側からも、教科教育を主とする小学校教育の側からも共有可能な指標を提供することができる。
|