研究課題/領域番号 |
18K02500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東海学院大学 |
研究代表者 |
川嶋 健太郎 東海学院大学, 人間関係学部, 教授(移行) (80360204)
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研究分担者 |
蓮見 元子 川村学園女子大学, 文学部, 非常勤講師 (60156304)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 意思決定支援 / 母子相互作用 |
研究成果の概要 |
本研究では意思決定場面(独自に作成した着せ替え課題)における保護者とその子ども(幼稚園児)の相互作用・学習のプロセスについてビデオを用いて行動観察し、保護者の意思決定支援行動を14種類に分類した。またインタビュー・行動観察を元に保護者・保育者の意思決定支援行動および支援観尺度を作成した。中学生・大学生を対象とした調査において幼少時の親からの意思決定支援および現在の意思決定能力との関連を示した。
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自由記述の分野 |
心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,自分のことを自分で決めることのできない子どもたちが増えている。子ども達の選択する力,意思決定する能力を育む保護者・保育者の行動=意思決定支援を家庭および保育園・幼稚園において十全に行う必要がある。本研究では①保護者とその子どもの相互作用の観察結果により、子どもの言動に対する親の支援行動の種類が示された。また②意思決定支援行動・支援観についての尺度作成によって、保護者・保育者の意思決定支援の現状を把握するツールである行動的/心理的尺度が複数作られた。これらは子どもの意思決定能力を育成するために有用である。
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