2020年度の研究成果として、コミュニケーションツールとなる作陶方法の構築と実践的教育プロジェクトを実施した。作陶ワークショップのプログラム効果と教育プログラムの教育的効果を検証し評価するため、ワークショップ参加者と企画運営した学生にアンケート調査を実施し、アンケート調査の内容をまとめ評価方法を分析研究した。 実践的教育プロジェクト1つ目のプログラムは、東日本大震災の影響で、つくば市に避難している方とつくば市民とを繋ぐ作陶ワークショップの企画運営である。『結の器プロジェクト2020』とは震災から9年が経過した現在も福島第一原発の事故により、避難を余儀なくされている方々とつくば市住民とを緩やかにつなげるための作陶ワークショップを学生が主体となり企画運営することで教育プログラムとして構築した。ただし、2020年に世界的に流行った新型コロナ禍の中での企画運営を余儀なくされ、当初の計画から実施形態を変更して実施した。 2つ目のプログラムは、幼児学生(自由学園幼児生活団)に向けての作陶ワークショップ(植木鉢制作)を、企画運営をすることで、教育プログラムとしての実践効果について教育効果を検証評価した。ただし、2020年に世界的に流行った新型コロナ禍の中での企画運営を余儀なくされ、当初の計画から実施形態を変更して実施した。 研究の概要と成果を効果的に公表するために、齋藤敏寿研究室のホームページのプロジェクト紹介ページを開設し、教育研究プロジェクトの実施報告を公表した。研究成果の公表と最終年度(2020年度)の研究成果をまとめた。
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