研究課題/領域番号 |
18K02576
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
浮田 真弓 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (40309018)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | オーストラリア |
研究実績の概要 |
国内での研究協力地域、研究協力校への訪問を行った。具体的には、北海道札幌市札幌開成中等教育学校への訪問、兵庫県はりま町播磨西小学校、岡山県立大安寺中等教育学校である。研究計画では自治体単位での研修体制への参画を計画していたが、教育現場の実態を踏まえて、学校単位での研修体制への参画へとアプローチを変更した。引き続き研修体制への参画に関して交渉を継続する。 次いで、オーストラリアのメルボルンへでの学校の視察、教員へのインタビューなどを行った。訪問先はビクトリア・カリキュラム・アンド・アセスメント・オーソリティー、ACERリサーチ・リポジトリ―、プライベート・スクール・メルボルンである。学校の調査によって、オーストラリアの学校の設備や教科書環境、学習環境、教材、教具などを具体的に知ることができた。教員へのインタビューによって、教員養成や研修の状況を知ることができた。授業観察によって、1単位時間の構成などを具体的に知ることができた。 ACERへの訪問によって、教育行政、教育施策に関しても具体的に知ることができた。同時に文献の収集を行った。現行の学力調査の方法と再来年より変更が予定されている新学力調査の方法に関しても情報収集を行うことができた。 ビクトリア・カリキュラム・アンド・アセスメント・オーソリティーでは、カリキュラム構築のためのアセスメントに関して具体的に知ることができた。 オーストラリア在住の研究者とも情報交換を行い、研究の枠組みの検討なども行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度には計画していなかったオーストラリア視察を行うことができた点は評価できる。文献の収集も行うことができた。一方、国内での協力地域、協力校は選定できておらず、この点は引き続き、努力する。
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今後の研究の推進方策 |
オーストラリアへの視察とともに、国内での協力地域、協力校を選定する。
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次年度使用額が生じた理由 |
オーストラリアでの通訳を雇用する必要がなくなったり、文献の翻訳に関する人件費を使用していないため。
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