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2023 年度 研究成果報告書

オープンデータを利活用したデータサイエンス教育のコンテンツ開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02608
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関茨城大学

研究代表者

小口 祐一  茨城大学, 教育学部, 教授 (70405877)

研究分担者 藤井 良宜  宮崎大学, 教育学部, 教授 (10218985)
青山 和裕  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10400657)
松村 初  茨城大学, 教育学部, 准教授 (60700557)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード統計教育 / オープンデータ / データサイエンス / コンテンツ開発
研究成果の概要

本研究の目的は「オープンデータを利活用したデータサイエンス教育のコンテンツ開発を推進し、実験授業を通して生徒の活動や反応を分析して、その効果を検証すること」であった。コンテンツ開発のモデルとして「人口減少の題材」を扱った。目的変数は「自然増減率」(=出生数÷死亡数)、判定基準は「基準値1との大小比較」とした。このモデルを参考に、「みかんの重さの母平均の推定」、「人口の社会増減率」、「マグロの支出額」、「ウオーキングと睡眠時間」、「65 歳以上人口の比率」などのコンテンツを開発し、研究協力校で実験授業を実施して、その効果を検証した。

自由記述の分野

社会科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

小・中学校に「データの活用」領域、高等学校に「データの分析」単元が設置され、初等・中等教育段階で、すべての生徒が統計を学習する。ヒストグラムや散布図などを用いて分布の特徴を捉えたり、2つ以上の分布を比較したりするための観点を身に付けるためには、現実のデータを利活用した学習が効果的である。そのような学習のために、公的なオープンデータは、信頼性が高いデータといえる。本研究で、生徒のデータサイエンスのスキルを発達させる教育方法を提案したことは、データサイエンス教育研究を推進するという学術的意義を持つとともに、データサイエンティストを育成するという社会的意義を持つものであった。

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公開日: 2025-01-30  

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