研究課題/領域番号 |
18K02610
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
高橋 浩之 千葉大学, 教育学部, 教授 (20197172)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 教員養成 / ジェネリック・スキル / 教員の資質・能力 |
研究実績の概要 |
令和3年度には,教員養成分野におけるジェネリック・スキルを育成する授業に関する情報の収集を継続して進めた。文献的には概ね満足できる水準に到達したが,新型コロナウイルス感染症の影響で,海外での実地調査が不十分な状況が続いている。 また,教員養成分野におけるジェネリック・スキルを育成する授業を開発するために,試行的に教職科目「人間関係づくりの教材開発」(学級経営に役立つ人間関係作りの演習を理論と体験を往還させながら学び,人間関係づくりに役立つ演習を開発する実践的講座であり,社会的スキルの育成などが期待できる)において,ジェネリック・スキル育成のための授業2回(計180分)を行った。受講者のうち「調査に協力し,教員採用試験の受験状況や結果などの利用を許可する」と回答したものについて学生証番号を記入してもらい学期始めと学期終了時に調査を行い,2回の調査結果を対応づけて分析した。今年度は特に社会的スキルに注目して分析を進めている。ただし,新型コロナウイルス感染症の拡大により,当初予定したような授業はできず対象の数を限定しての介入になっている。 新型コロナウイルス感染症の流行によって研究の進行に不十分な点があり,それを補うために,すでに明らかになった自己管理スキルや社会的スキルの教員のやりがいや教員採用試験の合否への影響を踏まえて,本職の本務である教員養成学部における教員養成においてアクションリサーチ的に追究を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響で,海外での実地調査が不十分な状況が続いている。 また,同じく新型コロナウイルス感染症流行の影響で介入研究のフィールドである大学の授業が当初予定したようにはできず対象の数を限定しての不完全なものとなっている。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を1年伸ばし,当初予定したような海外調査や介入研究を実施するとともに,それができない場合に備えて,これまでのデータを総合して結果が出す方法を検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
予定していた海外調査が新型コロナウイルス感染症流行の影響で実施できなかったため。予定していた海外調査は次年度に行う予定である。
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