• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

幼児期から児童期を通した「造形遊び」における探究行動に関する質的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K02616
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関滋賀大学

研究代表者

村田 透  滋賀大学, 教育学系, 准教授 (30469473)

研究分担者 新関 伸也  滋賀大学, 教育学部, 教授 (80324557)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード造形遊び / 図画工作 / 幼児教育 / 探究 / 幼小接続 / 質的研究
研究成果の概要

本研究は研究チーム(大学教員,小学校や保育の場の教職員,大学生)が子ども(幼児や児童)を対象とした「造形遊び」を題材開発,実践,観察,分析,考察する質的研究を行い,以下について明らかした。
子どもは「もの,こと,人」とかかわり,内的対話と外的対話をしながら表したいことに取り組む中で,問題を発見し,解決を試み,<自己>と<意味>を共起的に生成するという,「造形遊び」における探究行動特有の学習過程を明らかにした。「造形遊び」における探究行動特有の学習過程は,大人の「養護の働き」と「教育の働き」を支えとし,子どもが大人や友達らと協働的な社会を生成する中で展開することを明らかにした。

自由記述の分野

教科教育学(図画工作、美術)、幼児教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

(1)本研究が明らかにした「造形遊び」における探究行動特有の学習過程は,子どもが資質や能力を一体的に働かせて自らの見方,感じ方,考え方,表し方を生成する「生きる力」を育む姿を示している。(2) 本研究が明らかにした「造形遊び」における探究行動特有の学習過程は,幼児や児童が大人や友達と学び合い,共に生きる社会をつくりだす姿であり,幼児期の教育と小学校との円滑な接続を実現するために資する。(3) 本研究のアプローチ(大学教員,小学校や保育の場の教職員,大学生)による題材開発,実践,観察,分析,考察は,開かれた学校運営を通した学びの共同体を実現する上で資する。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi