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2022 年度 実績報告書

イギリス現職教育にみる文学の省察的読みの力を育む対話型小中連繋学習指導プログラム

研究課題

研究課題/領域番号 18K02620
研究機関四天王寺大学

研究代表者

松山 雅子  四天王寺大学, 人文社会学部, 教授 (50173927)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードイギリス現職教育 / 小中連繋学習指導プログラム / 省察的読みの力 / 対話型学習指導 / マルチモーダル・アプローチ
研究実績の概要

コロナ禍にあって助成期間を延長いただき、ありがたく思っている。イギリスでの調査研究はかなわないままであったが、リモートで、イギリス国語教育学会(NATE、2022.11.12)に参加したり、中等国語科現職教育センター(English & Media Centre)センター長とのメールのやり取りを通して、知見を深めるよう努めてきた。2023年度にはなるが、リモートでのインタビューを調整し、7月に実施を予定している。
科研助成の継続研究の成果として、大阪国語研究会での口頭発表(2022.4.10)を踏まえ、研究論文「イギリス現職教育にみる文学享受力のはぐくみ(2)―重層的な読み手を顕在化させたディケンズ作品の学び―」(『国語教育学研究誌第33号(デジタル・エディション)』大阪教育大学国語教育研究室・編、2023.3.15、pp.48-65)をまとめた。
また、「国語科教育における社会文化的テクスト・SNSに関する研究の成果と展望」(『国語科教育学研究の成果と展望Ⅲ』全国大学国語教育学会編、渓水社、2022.9.30, pp.433-439、招待)において、マルチモダリティを観点とした10年間の研究成果をまとめ、科研研究を活かすことができた。
科研助成研究をもとに、コロナ禍の小中高校の国語科学習指導への還元を試みた『書くことの力をはぐくむマルチモーダル・アプローチ -自己認識としてのメディア・リテラシーをめざして』(溪水社、2021.8.31、全301頁)が幸いにも完売し、若干の修正を加え、オンデマンド版で重版に至った。(2022.12)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] イギリス現職教育にみる文学享受力のはぐくみ(2) ―重層的な読み手を顕在化させたディケンズ作品の学び―2023

    • 著者名/発表者名
      松山雅子
    • 雑誌名

      国語教育学研究誌第

      巻: 33号 ページ: 48-65

    • オープンアクセス

URL: 

公開日: 2023-12-25  

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