研究課題/領域番号 |
18K02707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 愛知みずほ短期大学 |
研究代表者 |
二宮 皓 愛知みずほ短期大学, その他部局等, 非常勤講師 (70000031)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 国際共同学位 / 付加価値 / 市場価値 / グローバル人材育成 / 大学の国際化 / 留学 / Employability / EMJMD |
研究成果の概要 |
本研究は、国際共同修士学位プログラムの付加価値と市場価値を、欧州の非英語圏の大学を中心として、特にエラスムス・ムンドス共同学位(修士)プログラムの調査研究成果を踏まえて、探る研究であり、日本の国際共同学位プログラムの推進に貢献することを目的とするものである。 研究の成果として、国際共同学位が、①海外の異なる複数の大学の強みを活かした学修プログラムを共同で開発し、参加校の間の短期留学を必須にするなどの付加価値を高め、②修了生の就職コンピテンシーや就職後の年俸に見られるような通常の学位修了者よりもより高い、有利なメリットを享受する市場価値の高い学位プログラムであることを確認した。
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自由記述の分野 |
比較国際教育学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の大学の国際競争力を改善(優秀な留学生を惹きつける力や日本人及び留学生の卒業生・修了生を世界的に通用するグローバル人材として育成する力)するためには大学のカリキュラムと学位の国際的通用性と魅力を高める必要がある。日本の大学はこれまで優れた留学生を惹きつけてきたが、今後は留学生のみならず日本人学生の国際的通用性を高めることが必要である。学位の付加価値と市場価値を高める必要がある。 このような意図から最も効果的な学位プログラムが海外の大学の強みと共同・協働する国際共同学位の開発である。本研究はまさに国際共同学位の付加価値と市場価値が高いことを確認した研究であり、大学の国際化に貢献するものである。
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