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2023 年度 研究成果報告書

大学におけるIRの機能に関するエスノグラフィー  -日本と米国・中国との比較

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02737
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09050:高等教育学関連
研究機関東洋大学

研究代表者

劉 文君  東洋大学, IR室, 教授 (80508408)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード高等教育政策 / 高等教育マネジメント / 教育改革 / IR人材育成 / 日本型IR / 学生調査 / 情報公開 / 国際比較
研究成果の概要

IRの機能について主に①日本・中国・アメリカの高等教育の主な動向、とりわけIRに期待した役割およびIR人材育成の取り組みを分析を行った。②オンライン及び現地調査を通じて、三カ国の高等教育研究者及びIRの担当者に対して、インタビュー調査を行い、また日本全国IRアンケート調査の結果分析を行い、IRの果たす役割及び直面した課題を明らかにした。③日本の大学教育・学生の学修の現状について、「全国学生調査」及び個別大学の学生調査のデータに基づき、学生が受けた授業形態、学修時間などを中心に把握、比較を行った。また大学教育マネジメントにおける全国調査実施の現状とその活用について日・中・米の比較を研究を行った。

自由記述の分野

高等教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、大学IRの果たす機能について、「教学改革」・「経営支援」・「情報開示」の三つのレベルでのフィードバックのプロセスに焦点を当て、エスノグラフィーを通じて、日本の大学の教育改善とマネジメントにおけるIRの機能と課題を調査、分析を行った。また、米国の経験と中国のIR試行錯誤との国際的な比較を行い、大学IRの果たす機能について新たな学術的な知見を示した。
研究成果の国内外の公表によって、日本型のIRを構築するための政策的提言を導くとともに、国内外大学とのベンチマーキングを通じて、IR研究者の学術国際交流を推進することにも貢献している。

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公開日: 2025-01-30  

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