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2023 年度 研究成果報告書

レット症候群児(者)の手の常同運動を減少させる効果的で具体的な介入方法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02761
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09060:特別支援教育関連
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

平野 大輔  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (90572397)

研究分担者 勝二 博亮  茨城大学, 教育学部, 教授 (30302318)
後藤 純信  国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (30336028)
谷口 敬道  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (90275785)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードレット症候群 / 常同運動 / 上肢機能
研究成果の概要

本研究では、質問紙調査によって72名のレット症候群児(者)の情報を得た。全例に手の常同運動が確認された。手の常同運動の頻度と目的的な手の使用の間には、ごくわずかな有意な関連が確認された。手の常同運動の頻度と到達、目的的な手の使用と知的発達、全ての上肢機能の間に有意な関連が確認された。手の常同運動を減らす介入を受けていた児(者)については、現在と過去の各時点では約半数、現在と過去のいずれかでは約7割であった。手の常同運動を減らす介入の内容としては装具の使用が最も多かった。

自由記述の分野

保健医療学

研究成果の学術的意義や社会的意義

レット症候群児(者)の「手の同じ運動を繰り返す常同運動」の病因は、いまだ解明されていない。常同運動は手の目的的操作を妨げ、教育的支援に支障をきたし、40-50%の児(者)に関節拘縮や皮膚損傷を二次的に引き起こす。本研究は、現時点で一般化がなされていない「レット症候群児(者)の手の常同運動に対する介入方法の確立」という新たな視点で、教育・リハビリテーションに貢献する。本成果は、レット症候群のみならず、常同運動が生じる他の疾患・障害へ応用可能となる。

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公開日: 2025-01-30  

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