盲聾者とコミュニケーションを取るには、点字および手話に精通していないことには意思疎通ができない。点字ボランティアは手話を学んでなく、手話ボランティは点字を学んではいない。ましてや、盲聾者に高等教育機関で専門教育を行う者は、点字もおよび手話について素人である。点字と手話に関する知識がない健常者が、盲聾者とコミュニケーションが取れるシステムがあれば、容易に意思疎通が可能となる。本課題では、健常者の音声を点字に変換し盲聾者に伝え、盲聾者からの情報を点字で受け取り、墨字に変換するソフトウェアとして開発できれば、障害者の学習(学修)や自立の手助けとなり、人的およびコストの軽減となり、社会に貢献できる。
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