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2020 年度 研究成果報告書

オノマトペの音声感性情報を活用した幼児のための道徳教育オーディオブックの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関朝日大学

研究代表者

藤野 良孝  朝日大学, 保健医療学部, 教授 (40462767)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードオノマトぺ / 幼児教育 / 法教育 / 規範意識 / 道徳教育 / オーディオブック
研究成果の概要

絵本の読み聞かせで使用するオノマトペが、幼児の道徳教育の理解と意識の醸成に関係する要因の1つである事を示す為、オノマトペの音声感性情報が与える影響を調べた。
結果、カラーのオノマトペと絵の組み合わせが読み手の理解を促す構成として高評価された。特に誘目性が高い赤文字と鮮やかな絵は、視認性が高まり視線停留する場が多岐に渡る傾向から問題の気づきや意識を促す可能性が示唆された。オノマトペの色と文字種の関係性は、鮮やかで高濃度色と手書きの対応関係が示された。以上を基に形成的評価を行い、幼児の道徳教育オノマトペオーディオブックを開発した。

自由記述の分野

音声言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究の成果物である「幼児のための道徳教育オノマトペオーディオブック」は、オノマトペの感性情報によって幼児が道徳的問題を自らの力で見つけること、してはいけないことを気づき理解すること、被害を受けた側の心情を読み取ることなどが容易にでき、コンテンツの有用性と妥当性が得られた。これにより、幼少期から小学校で実施されている「道徳科」の知識早期成熟化を育むことができる。また、オノマトペオーディオブックはスマートフォンやiPadなどでも簡単に読むことができると同時に、YouTubeでアニメーションとしても視聴可能なことから、汎用性が高く道徳の地平が拓かれるアプローチとして社会的意義は大きい。

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公開日: 2022-01-27  

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