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2022 年度 研究成果報告書

モバイルVR環境での数学及び理科教材の開発とその評価

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02870
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関東海大学

研究代表者

大西 建輔  東海大学, 理学部, 准教授 (00303024)

研究分担者 北林 照幸  東海大学, 理学部, 教授 (40408000)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードVirtual reality / 理科教材 / 数学教材 / 音声入力 / 視線入力
研究成果の概要

本研究の成果として、VR教材アプリを2種類公開した。一つは斜方投射を体感できる高校生向けアプリであり、もう一つは音声入力を用いて2変数関数を描画できるアプリである。
前者のアプリを評価した論文では、中等教育でのVRアプリを用いる際のフレームワークを提案し、高等学校での評価実験により、その有用性を示した。後者のアプリに関する論文は2編ある。一つはヘッドマウントディスプレイ向けのアプリを、もう一つはAndroid携帯向けアプリを評価したものである。両アプリ共、音声入力により数式を入力し、2変数関数を描画する。音声入力に対する評価はいずれの場合もよくなく、今後も研究を続けていく必要がある。

自由記述の分野

教育工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究を始めた2018年時点では、VRアプリもまだ少なく、特に学校教育での導入を考えたアプリはほとんどなかった。
我々は、中等教育でも導入が可能となるフレームワークを考案した。そのフレームワークで利用可能なAndroid携帯向けVRアプリを開発し、評価実験をおこなった。これにより、VRアプリを用いることで、中等学校の生徒の興味を引き出すことができることがわかった。特に、2021年に作成した2変数関数の描画アプリは、音声入力や視線入力を用いたものである。これらの入力方法は、2022年に発表されたApple社のシステムにも採用されている手法であり、今後の開発にも活用できる入力手法となっている。

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公開日: 2024-01-30  

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