研究課題
[1] 保育現場での教育実践:これまでの保育現場での教育実践「うちゅうのおはなし」の振り返り方法について、乳幼児期から小学校低学年期の「かがくあそび」を研究している大阪大谷大学の小谷卓也教授を中心とするグループ KSRUG の例会に11回参加し、また幼児期から中等教育までを見据えた STEAM 教育の研究グループ KI-STEAM の例会が立ち上がったのを機に14回参加し、議論を行った。KSRUG によって2021年3月7日にオンデマンド+リアルタイム・シンポジウム 「かがく遊びにおける子どもの思考と創造:遊びの中にある『思考』をどう発見するのか」が開かれ、そこでも議論を重ねた。[2] 天文教育研究のレビュー:天文教育研究のレビューについて、日本天文教育普及研究会の論文アーカイブ・ワーキング・グループ(鴈野重之氏ら)とともに議論を進めた。この議論は2022年度に、学術雑誌のインパクトの評価の研究や天文教育に関する学術誌の検討へと発展する予定である。[3] 天文教育のカリキュラム:国際天文学連合の教育のための天文学推進室が主導する、世界のカリキュラムの調査に協力した。また、縣秀彦氏らが中心となって進めている日本での高校の総合的なカリキュラム検討に参加した。[4] 国際連携のもとでの教員研修:学校天文の日(Astronomy Day in Schools)プロジェクトとして、イランの学校教員のグループと連携し、他の国々にも呼びかけ、2021年6月の夏至、9月の秋分、12月の冬至、2022年3月の春分を機にしたオンライン交流を実践した。特に2022年3月の回では、国際天文学連合の学校天文の日の小作業部会員と、天文を生活や地域文化と結び付けた学校での授業実践の重要性とその実践記録の共有の方法について議論した。この実践記録のまとめと公開は2022年度に進める予定である。
すべて 2022 2021 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 オープンアクセス 7件、 査読あり 4件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 5件) 備考 (1件)
和歌山大学教職大学院紀要「学校教育実践研究」
巻: (6) ページ: 105-115
巻: (6) ページ: 139-145
天文月報
巻: 114 (9) ページ: 553-562
天文教育
巻: 33 (5) ページ: 4-7
巻: 33 (5) ページ: 53-54
第35回 天文教育研究会 集録
巻: - ページ: 131-134
巻: - ページ: 139-142
Proceedings of the International Astronomical Union, Volume 15, Symposium S367: Education and Heritage in the Era of Big Data in Astronomy
巻: - ページ: 423-424
10.1017/S1743921321000119
巻: - ページ: 512-513
10.1017/S1743921321000661
http://web.wakayama-u.ac.jp/~atomita/