研究課題
基盤研究(C)
特別支援教育における肢体不自由を有する児童生徒を対象とした,自立活動支援システムの開発を行った.本システムは児童生徒一人ひとりに応じた教育の実施,教員や介護職員の負担等に対して有用なシステムとなるように開発を進めた.システムにはKinect V2センサーを利用することで,児童生徒が身体に器具等を装着することなく行うことが可能である.また,新たにAzure Kinectセンサーを利用したシステムとして開発を進めることによるシステムの性能向上の可能性についても示唆された.
ディジタル信号処理
近年,特別支援教育においても高い有用性からICT機器を導入した教育が推進されてきている.特別支援教育においては,児童生徒の障害の度合いや興味に応じて,一人ひとりにあわせた教育が行われるため,教員や介護職員にとって負担も大きくなるが,ソフトウェア的にカスタマイズできることで,より児童生徒,教員,介護職員にとって有用なシステムとなると考えられる.また,比較的一般に導入が可能であるICT機器を利用し,システムの開発を行った.