研究課題/領域番号 |
18K03003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高井 次郎 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (00254269)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 対人コミュニケーション / 比較文化 / 関係流動性 / 自意識 / 文化的自己観 / 自己制御焦点 |
研究成果の概要 |
全米社会心理学会年次大会(Society for Personality and Social Psychology)において、"Explaining American directness and Japanese indirectness: Focusing on relational and situational factors"(於サンディエゴ)と題した発表を行った。研究実施については、カナダおよび中国のデータ収集を試みたものの、十分なサンプルサイズは現在まで得られず、継続して収集を行う。
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自由記述の分野 |
社会心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、コミュニケーションの相手との関係性や、状況について考慮した上で文化比較が行われていなかったため、大雑把な比較で、結果の信憑性が問われる研究が多かった。本研究はコミュニケーションを行う相手の特徴や状況を考慮した上での文化比較を行い、より正確な文化比較を実現した。 また、先行研究の多くは、文化比較を「文化レベル」のみで行い、個人レベルの変数を含めていない。本研究では関係流動性、自意識、文化的自己観および自己制御焦点を用いて、文化のコミュニケーション行動への影響を個人特性を介して説明をしている。
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