研究課題
本年度は、これまでの研究成果を総括する一貫として、研究結果に基づいて日本国内のシンポジウムでの招待発表(一言英文. (2023, September, 17, コロナ禍における協調的幸福感の機能. 公募シンポジウム 応用的見地からのポジティブ心理学)、および、学会発表(一言英文・澤田匡人. 2023, May, 28, 階層の痛みと人並みの和らぎ―コロナ不況下における妬みと協調的幸福感の時系列分析―)を行った。
4: 遅れている
元々研究対象として計画していたペルーでの調査実施が現地の政治経済的混乱により困難となり、これに変わってインドで新たなコネクションを作成し、現在これに向けて調査費用を捻出するために延長を申請することとなった。
次年度は、延長最終年度として、現在手元にあるデータおよび変更した新たな調査計画に基づいて、さらに論文出版を行う予定である。すでに国内外での学術論文出版や和洋図書章の出版を行っており、引き続き可能なアウトプットを続けることで、本研究をクロージングしていく所存である。
予定していた比較対象国であるペルーにおける調査実施が難しくなったため、期間を延長申請した上で、別国への調査を一回実施できる程度の研究費を確保する必要があった。現在この別国としてインドを考え、現地研究協力者と調査実施計画を検討中である。概要としては、本研究の目的である社会環境的要因として、インドの稲作地域出身者と麦作地域出身者、都市部出身者との間で、協調的幸福感の比較を検討している。
すべて 2023 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)