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2022 年度 研究成果報告書

貧困の子どもの支援を目指した公私空間を橋渡しする第3空間の探索的開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K03029
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10020:教育心理学関連
研究機関東京成徳大学 (2021-2022)
筑波大学 (2018-2020)

研究代表者

茂呂 雄二  東京成徳大学, 応用心理学部, 教授 (50157939)

研究分担者 岸 磨貴子  明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード学習 / 発達 / パフォーマンス / 交換形態 / 社会技術 / 第三空間 / 社会関係資本
研究成果の概要

本研究は、貧困や格差を背景とする子ども・若者の私的空間から公共空間への移行困難と、この困難がもたらす社会情動スキルの未発達問題に挑戦する、教育心理学的なアクションリサーチである。貧困に起因した様々なリスクをかかえる子ども・若者を対象に、家庭とも学校とも異なる社会文化的な経験を付与する学習機会を、パフォーマンス心理学にもとづいて、探索的な組織化を目指すものである。本プロジェクトでは、社会技術としての第3空間のアイディアを理論化し、社会関係資本に乏しい貧困の子ども・若者に対して、ボランティアの大人(子ども達の身近なヒーロー)が社会文化的資本を再配分する介入的な仕組み作りを行なった。

自由記述の分野

学習・発達心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術上あるいは社会的意義のうち一番重要な点は、必要性が学界・ビジネス界などで認められつつありながらも、現在までのところ十分には開拓されていない、パフォーマンスアプローチ心理学に基づく研究であるという点である。従来のリニアで因果論的な学習・発達のモデルと異なり、パフォーマンスアプローチは、実践的に人々の発達支援を明らかにするという特徴を持っており、このパフォーマンスアプローチを開拓し、実際に実装可能な理論化を進めることができた。

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公開日: 2024-01-30  

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