研究課題/領域番号 |
18K03032
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
石津 憲一郎 富山大学, 学術研究部教育学系, 准教授 (40530142)
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研究分担者 |
下田 芳幸 佐賀大学, 学校教育学研究科, 准教授 (30510367)
大月 友 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20508353)
佐藤 修哉 長野大学, 社会福祉学部, 准教授 (20793243)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 学校適応 / アクセプタンス / 価値 / 体験の回避 / 心理教育プログラム |
研究実績の概要 |
平成30年度から令和2年度にかけて行った調査研究によって,本研究の狙いである「感情のアクセプタンス」と「価値の明確化」が子どもたちの学校適応に長期的にも影響を及ぼす可能性が示された。これまで蓄積していた先行研究にこれらの結果を統合し,本研究が目指す心理教育アプローチには一定のエビデンスが備わっていると判断できた。令和3年度はコロナの影響を受けたが,こうした調査研究によって得られたエビデンスと,パイロットスタディによる心理教育プログラムの結果を踏まえて,心理教育プログラムのブラッシュアップを行うことができた。なお,得られたデータの一部は,学会において発表がなされている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナの影響を受けたため,予定していたプログラムの実施は中断になってしまったため。
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今後の研究の推進方策 |
心理教育プログラムの実施を計画済みである。統制群と実践群に調査協力者を分類したうえで,ワークの実践を行い,その効果の検証を試みる予定となっている。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍の影響で予定していた打合せが必要分行うことができたなったため。次年度は,実践研究打ち合わせ旅費及び,データ処理のためのソフトや人件費に残額分を使用する。
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